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FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローンT10Jで飛ばす】

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FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
今回はUR65系のドローンに使用されているプロトコル「Frsky」からFUTABAのプロトコル「S-FHSS」に変える方法を紹介します。

ちなみに簡単に説明すると「UR65」「US65」「UK65」にはFCに「CRAZYBEEF3FR」という種類のベータフライトがインストールされています。
そのインストールされているベーターフライトを「S-FHSS」に対応しているバージョンに変更するという作業を行います。

CRAZYBEE 系のF4のフライトコントローラーなら基本設定のプルダウンメニューところで、かんたんにプロトコルを「S-FHSS」に変更できます。この記事で紹介している「UR65」「US65」「UK65」はF3のフライトコントローラーなので、この記事に記載している面倒なやり方が必要になるって感じです。

Frsky からFUTABAのプロトコル S-FHSS に変更する方法

まずは「S-FHSS」に対応しているバージョンをネットからダウンロードします。

https://drive.google.com/drive/folders/1Sb-M1MgcdvNC362yz-ooE6a7UB2OeX0b

FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
リンク先にいくと上のような画面になりますので、UR65系のドローン「ファームウエア:CRAZYBEEF3FR」を利用しているドローンの場合一番右側のファイルをダウンロードします。

Macの場合「controlキーをおしながらファイルをクリック→ダウンロード」でファームウエアをダウンロードすることができます。
それか、ファイルをダブルクリックしたあと「ダウンロード」ボタンを押してダウンロードでもOK。

ちなみにBetaFPVのFCに使用されている「MATEKF411RX」のS-FHSSバージョンもこちらでダウンロードできます。

ただ「MATEKF411RX」にしても「CRAZYBEEF3FR」にしても、ベーターフライトのバージョンが3.5.1と古いので、そこらへんがどうなのか心配。

2020年4月現在、最新のベーターフライトコンフィグレーター「10.6.0」では、ベーターフライトのバージョンが3.5.1でも今の所問題なく使用できました。

ファームウエアの書き換え

FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
まずはファームウエアの書き換えを行う前に現在ベーターフライトで設定されている値をバックアップしておくといいです。

FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
ベーターフライトに接続してCLIコマンドラインに「diff all」と打ち込んで、ずらずら出てきた英語をメモ帳などにコピーしておきます。

次にファームウエアの書き換えを行います。
ちなみに書き換え行った時点でのベーターフライトコンフィグレーターの最新バージョンは「10.6.1」だったのですが、なんとなく「10.5.1」で行いました。たぶん「10.6.1」でもできると思います。

まずはドローンとパソコンをUSBで接続してます。


次に「ベーターフライトコンフィグレーター」の右上部分おファームウエアのアップデートを選択。


次に画面右下の「ファームウエアを選択(local」を選択。

FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
最初にダウンロードした「CRAZYBEEF3FR」のファームウエアを選択。

FrskyからFUTABAのプロトコルS-FHSSに変更【UR65系のドローン】
最後に「ファームウエアの更新」をクリックすれば S-FHSSプロトコルを使用できるファームウエアに更新できます。

ちなみに自分の場合「ファームウエアの更新」ボタンをクリックしたら自動で「DFUモード」に変わりファームウエアの更新を行うことができました。ファームウエアの更新はDFUモードにならないと行うことができません。うまくDFUモードにならない場合はgoogle検索などでDFUモードについて検索してみてください。たぶんやり方などは出てくるはずです。


ファームウエアが更新された後の画面はこんな感じです。

その後「diff all」でバックアップしておいた値を、CLIコマンドラインにてコピペして設定を戻します。

設定を戻したら最後にCLIコマンドラインに以下の値を入力します。

set rx_spi_protocol = SFHSS
save

これで使用されているドローンは「S-FHSS」対応になったはず。

あとはT10JなどのFUTABAのプロトコル「S-FHSS」 とバインドされて終了。

ちなみにT10JとUS65の場合電源を双方電源を入れて、ドローンのFCについているバインドボタンを押したら自動でバインドできました。

CLIコマンドラインからのバインド待ちにさせる機能はファームを買えてから使えなくなってしまいました。なのでFCのボタンを押してバインドを行いました。
本来ならCLIコマンドらいんに以下のコマンドを打ち込むとドローンをバインド待ちにさせることができます。
古いバージョンの場合:bind
新しいバージョンの場合:bind_rx_spi

まとめ

今まではT8sg送信機でUS65系のドローンを飛ばしていましたが、このファームを書き換えることでT10Jで飛ばせるようになりました。
やっぱり送信機は統一して同じものを使用した方が、操縦はうまくなりますもんね(たぶん)

他の海外のサイトなどで探せば新しいファームウエアがアップされているのかもしれませんが、バージョンが3.5.1と古いところが気になります。

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