埼玉県〜東京都を流れる荒川は全長173kmにも及ぶ1級河川です。釣れる魚もいろいろで「草魚、日本ナマズ、ニゴイ、キャットフィッシュ、シーバス、ラージマウスバス、スモールマウスバス」など。いろいろな魚を釣ることができます。
今回はその中でもブラックバス釣りのポイントを紹介します。
荒川 上尾老人ホーム 恵和園前
小規模河川が流れ込んでいるポイントで、流れ込み直下にはテトラがありブラックバスの捕食ポイントにもなっています。
荒川 神明堰
阿津満神社付近の「神明堰」直下の流れ込みはスモールマウスバスの捕食場所になっています。
また堰上は時期になるとスポーニングのポイントにもなっていて、スポーニングバスも狙えます。
荒川 治水橋付近のテトラ帯
治水橋からみて下流方向の左岸側がテトラ帯になっています。
延々と2kmぐらいテトラ帯がつながっていて、バス釣りのポイントになっています。
また時期になるとスポーニングポイントになることでも有名なポイントです。
とりあえずテトラの中を狙ってみてください。
荒川 治水橋上流吐き出し付近
地図をみてみればわかると思いますが、水が大量に吹き出しているポイントです。
吹き出し口にミノーを泳がせばスモールマウスバスがよく釣れます。
ただピンポイントでこの場所だけ釣れるので、アングラーが一人入っていると入りずらく微妙なポイントでもあります。
荒川 秋ヶ瀬取水堰
秋ヶ瀬取水堰はシーバスも釣れる事で有名なポイントです。
水位によってぜんぜんダメな日もありますが、堰直下の流れ込みは最強のポイントです。
スモールマウスバスがよく釣れます。
また下流のテトラ帯も根がかりが多く少しイライラしますが、よく釣れるバス釣りのポイントになっています。
荒川 彩湖吐き出し
冬でも温排水が流れているところから荒川温泉と呼ばれている有名なバス釣りのポイントです。
youtubeでもよく動画の上がっているポイントんなります。
おもにラージマウスバスが釣れます。テトラ帯を穴うちしてもいいし、ハードルアーで巻きの釣りをしても釣れるポイントです。
ハクレンという1mぐらいのでかい魚のすれががりがよくある場所です。
それとコイもたくさんいるので、コイもすれがかりします。
荒川 三領水門付近
水位の変化が激しいポイントです。水位によっては釣れないことも多いので、ちょことより道感覚で回る程度がいいでしょう。
石のポールがたっていて、その周辺にバスが潜んでいることが多いです。
おもにラージマウスバスが釣れます。
荒川 上江橋付近
入間川との合流地点にもなっています。
主にスモールマウスバスが釣れます。
荒川 開閉橋付近
テトラが沈んでいて、大きくブレイクしているのでスモールマウスバスの捕食場所になっています。
根掛かりが多い場所でもあるので、リグは工夫する必要があります。
荒川 西野橋下
周りがゴルフ場になっているので、釣り禁止かもしれません。
自分が行った時は特に釣り禁止の看板などなく、駐車できるスペースもありました。
橋の上がゴルフカートをのったゴルフをする人たちが行き来するので、その人たちに見られまくります。
30センチ前後の小さいスモールマウスバスが釣れるポイントです。
今のところ40upはこの場所では釣れていません。
荒川 アッピーお休み処付近
上の地図のマークした位置から下流側にキャストして、イモグラブあたりでドリフトさせてよく釣っていた場所です。
あまりサイズのいいバスは釣れたことがありませんが、40センチくらいのスモールマウスバスは釣ったことがあります。
ただポイント的に1人しかはいれないので、行ってもアングラーがいることが多々あります。
荒川 上尾老人ホーム付近
根掛かりが多いのがめんどうなポイントですが、スモールマウスバスが釣れるポイントになっています。
ただそのポイントに入るまで大変なのがちょっと、、、
荒川 永島商会近くの橋下
昔は人気のあるバス釣りのポイントだったのですが、最近釣れなくなってきたので、アングラーの数も減ってきた、そんな感じのポイントです。ここはラージマウスバスが釣れる事でも有名です。
ちなみに去年釣りに行った時は、スモールマウスバスが釣れました。
荒川 太郎右衞門橋下
こちらもスモールマウスバスが釣れるポイントになっています。
あまり人気のない場所ですので、プレッシャーは低いですが、あまり釣れません。
でも個人的には何度かスモールマウスバスを釣った時がありますので実績のあるポイントです。
荒川 桶川多目的運動場 付近
こちらもスモールマウスバスが釣れるポイントになっています。
ただポイントまで入るのが大変なので、あまりおすすめはできません。
荒川 中央道下
スモールマウスバスが釣れるポイントになっています。
ミノーを使ってただ巻きで何度か釣りました。
たまにラージマウスバスもまじるポイントになっています。
荒川 荒井橋付近
荒井橋付近もバス釣りのポイントになっています。
テトラ付近にバスがついているようです。
荒川 高尾さくら公園付近
高尾さくら公園は駐車場があるし、バスのついているポイントもたくさんあるのでおすすめです。
流れ込みや、水流の対流しているポイントを探して狙ってみましょう。
バス釣りのシーズンになると、毎日何人かはアングラーが入るバス釣りのスポットになっています。
荒川 高尾スポーツ広場付近
テトラが一帯に広がっているポイントで、でかいバスは釣ったことがありませんが、小バスはよく釣れるポイントになっています。
高尾スポーツ広場に駐車できます。
荒川 御成橋付近
荒川の御成橋付近もバス釣りのポイントになっています。
アングラーはあまり入っていませんので、プレッシャーは低いです。
釣り禁止の場所もあるので注意が必要
今回紹介したポイントの中には釣り禁止の場所はないと思いますが(あったらすいません)、荒川には釣り禁止の場所もあるので注意が必要です。
スモールマウスバスを釣るなら
荒川に生息しているバスは、2割がラージマウスバスで8割くらいがスモールマウスバスです。
上で紹介しているポイントで釣れるブラックバスは、「スモールマウスバス」だと思って下さい。
とりあえずスモールマウスバスを釣るなら「イモグラグ40」があれば簡単に釣れます。
まぁ他のワームでも釣れますが、いちばん初心者に使いやすいのが「イモグラグ40」だと僕は思っています。
- ノーシンカーで釣れるのでリグのセッティングが楽(流れが強い場所ではネイルシンカーを入れて重量の調整)
- オフセットフックで使用すればかなり根掛かりがしにくい
- ドリフトでよく釣れる
上記の理由から、初心者の人には「イモグラブ40」をおすすめしています。
どのポイントに行くか迷った場合は
これだけポイントを出すとどこに行けばいいか迷ってしまいますよね。
そんな時はとりあえず「堰」のあるポイントに行ってみて下さい。
あくまで僕の実績になりますが、「堰」があるポイントがいちばん釣果はが良いです。
とりあえず「堰」があると流れ込みがあり「サラシ」ができてスモールマウスバスの絶好の生息場所になります。
冬でもバスを釣りたい人は
冬でもバスを釣りたいという人は、生活していて出る温排水や工場の温排水が出ている場所を狙うといいです。
多摩川は冬でも水温が高いので釣れる事で有名です。
冬でもバスを釣りたい人は多摩川にいってみてはいかがでしょうか!↓↓
荒川でおすすめのバス釣りルアー
上でも紹介しましたが、荒川に生息しているブラックバスの8割くらいはスモールマウスバスです。
ですのでスモールマウスバスに有効なルアーを使用するといいでしょう。
ワームを使用するなら
荒川でバス釣りをするなら以下で紹介する5つのワームが有効です。
自分もかなり使用してきましたが、どれも実績のあるワームです。
ゲーリーヤマモト イモグラブ 40
サイズはイモグラブ40がいちばん実績があります。
基本ノーシンカーでOKですが、流れのある場所ならネイルシンカーを入れて使用します。
オフセットフックを使用すればあまり根掛かりもしないのでおすすめです。
ゲーリーヤマモトヤマセンコー 4インチ
普通にノーシンカーでよく釣れます。スモールマウスバスとの相性抜群のルアーです。
OSP HPシャッドテール 2.5インチ
でかいのも釣れますが、食べやすいサイズなのか小バスがよく釣れます。
ダウンショットリグやスプリットショットリグなんかで使うといいと思います。
一誠 ビビビバグ
2.6インチの重量:1.94g前後
あまり売っているのを見かけませんが、ネットショップなら入手可能です。
そのまま放置したり、ゆっくりズル引きしたり、ほんとよく釣れるワームです。
エバーグリーン C-4シュリンプ
重さ(2.8インチ) 1.23g前後
ダウンショットリグ、スプリットショットリグとかなり相性がいいです。
実店舗ではあまり売っているのを見かけませんが、ネットだったらけっこう入手できます。
ハードルアーなら
荒川にいるバスの8割はスモールなので、こちらも同じくスモールマウスバスに有効なハードルアーを使用した方がいいです。
メガバス LIVE-X SMOLT
サラシに入れての放置でよく釣れます。
ルアーウェイトが3.5gと軽いので、ベイトフィネスルアーかスピニングで自分は使用しています。
メガバス LIVE-X SMOLTの釣果の記録などは下の記事で紹介しています↓
あまり新品では売っていないので、中古の釣り具店、ヤフオクなどで探すとすぐに見つかります。
メガバス DOG-X Jr.COAYU コアユ
荒川でもトップで釣れる場所はたくさんあります。
トップで釣るならメガバスのコアユが最強です。
5.8gと重量の軽いルアーですので、自分はスピニングかベイトフィネスリールを使用しています。
メガバス(ONETEN)ワンテンLBO
メガバスの大人気ルアーワンテン。
デカイバスも釣れるし、スモールマウスバスとの相性も抜群。
重量が14gあるのでベイトリールで扱いやすいです。それとワンテンJr.もおすすめですよ。
荒川 釣り禁止の場所
荒川では釣りを禁止している場所もあります。
釣り禁止の看板がある場合は釣りはしない方がぶなんです。
特に堰があるところなどは、魚が集まる場所ではありますが、水をせきとめる場所でもあることから、危険もたくさんあります。
荒川で釣った魚を食べる
荒川はそこまで水質的には綺麗とは言えませんが、釣った魚を食べる方もたくさんいます。
10年くらい前は「鮎」がたくさん釣れたと地元の方が言っていました。2022年現在では「鮎」は、当時の1割程度くらいしか釣れないのだとか。
それ以外に「ブラックバス、キャットフィッシュ、ニゴイ」なんかを食べる人もいるようですね。特に東南アジア系の人はなんでも食べちゃうようです。
ただニゴイは小骨が多すぎてあまりおいしくないのだとか。
自分も「ブラックバス」は食べたことがあり、わりと美味しいと感じました。
まとめ
今回は荒川のバス釣りのポイントを紹介させていただきましたが、荒川と合流する入間川や越辺川もスモールマウスバスが釣れることで有名です。
スモールマウスバスが釣りたいと思ったら、荒川以外の川にも足をはこんでみてください。