日本各地でも、大量に生息している特定外来生物に指定されている「ブルーギル」。
実はもともとは食用として日本にきたとされていますが、あまり食べる人はみかけませんよね。
だけど調理方法によっては、おいしく食べられたりするようですよ!
それと中国では食用として重宝されており、スーパーマーケットで普通に売られているようです。
今回はブルーギルの料理や調理方法について紹介します。
ブルーギルが日本に食用としてきたルーツは下の記事で紹介してます。

ブルーギルは生で食べられる?
一般的な淡水魚に言えることですが、寄生虫がいる可能性があるので、ブルーギルを生で食べるのは危険です。
ただ一度冷凍して、寄生虫を殺してから食べるようなやり方もあるようです。
ただ生で食べると少し臭みがあるようで、あまりおすすめできる食べ方ではありません。
ブルーギルの下処理
ブルーギルを調理する前の下処理はとても重要です。
それによって、あとでおいしく調理できるかも変わってきます。
- 熱湯を沸かし、魚体の裏表に熱湯をかける
- 鱗を取る
- 内臓とる
ヒレの表面や鱗の間のタンパク質が、少し白っぽく固まります。
この作業をすることにより、魚の臭みを消すことができます。
水で流しながら鱗を逆なでしてむしりとります。包丁の刃の部分じゃない方や、ペットボトルのキャップを使ってガリガリ逆なでするととりやすいです。ヒレに尖った部分がありますので、指にささらないように注意してください。
肛門部からエラにかけて、内臓を全て取ります。内臓をとったらきれいな水で血合いを洗い流します
ブルーギルの調理方法・料理
ブルーギルは、揚げる調理方法がおすすめです。
理由は淡水魚独特の臭みがなくなるからです。
味は少し臭みのある鯛やスズキのような味などと言われています。
ブルーギルの天ぷら
ブルーギルの天ぷらです。
とても美味しいようです。
ブルーギルのフライ
こちらはブルーギルのフライ。
ホクホクした身でとてもおいしいとのこと(笑)
ブルーギルを持ち帰る時の注意点
ブルーギルは特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち帰ることができません。
釣ったらその場でしめて持ち帰る必要があります。
まとめ
ブルーギルはちゃんと調理をすれば、おいしく食べられる魚です。
全国いろいろな野池や川に生息していますので、気になる方は釣って食べてみましょう。